- 【浴室全般について】
- 浴室用の中性洗剤を使って、お手入れして下さい。
浴室内を汚れた状態や湿気のある状態で放置すると水あかやカビ、悪臭の原因となります。
気温や湿度により、壁・天井・窓部などに結露が発生する場合があります。
温泉水の使用はしないで下さい。機器の腐食等により商品の故障の原因となります。
- 【タイル・石貼り全般について】
天然石及びタイルを使用する場合、色、模様、厚み、大きさにバラつきがあります。
天然石は経年劣化で変色することがあります。
目地材は、特質上、色ムラ等発生する恐れがあります。
目地材は、経年劣化で変色や痩せたり欠けたりすることがあります。
器具やデッキの配置によっては、目地の通りが合わない場合があります。
●大理石
吸水率が高いため、基本的に浴室にはお勧めできない石材です。
水洗いして水気をよく拭きとって下さい。水に濡れたままにしておくと光沢が落ちる場合があります。
酸に弱いため、酸洗いや酸性洗剤は使用しないで下さい。
- 【入浴方法について】
- 浴槽の湯量は浴槽上部から8cm以上下げた水位でご入浴下さい。
浴槽の湯量が満水状態のまま入浴されますと、ドアが閉まった状態でも浴槽から溢れた水が脱衣室へ漏れる恐れがあります。
入浴剤は酸性・硫黄系・アルカリ系・オイル・アルコールを含むものは、使用しないで下さい。浴槽や機器を傷める恐れがあります。
- 【床について(FRP製、石・タイル貼り)】
- 素材の特性により表面張力等で一部に水が残る場合があります。
・排水溝部付近や分割床接合部付近
・床外周部や平面の一部
・介護浴槽設置の為、勾配をゆるやかにしている場合
濃色の床は皮脂やシャンプー、リンス等の乾燥物が白い汚れとなって目立ちやすいため、こまめに清掃して下さい。
石鹸かすや皮脂汚れ等が付着するとすべりやすくなり、けがをする可能性があります。こまめに清掃をして下さい。
石またはタイル貼り排水フタは、重たいので取り扱いに注意して下さい。また、落とすと破損やケガをする可能性があります。
- 【排水について】
- 浴槽排水時に排水トラップから排水音がする場合があります。
排水配管の系統により、浴槽の排水時間が長くなる場合があります。
- 【排水グレーチングについて】
- 着脱式により幅・長さ方向共に多少の余裕があります。
- 【ドア全般について】
ドアが閉まった状態でも、シャワーなどで勢いよくドアの隙間に散水すると脱衣室へ漏れることがあります。
排水口付きドアの場合、清掃が不十分だと詰まる場合があります。
3枚引き戸は障子に体重を掛けたり無理な使用方法ではレールから外れる場合があります。
着脱式ドアは誤った使用方法ではドアが外れる場合がありますので注意が必要です。
● 強化ガラス仕様開き戸・引き戸
強化ガラスが破損すると破片でけがをする恐れがありますので、乱暴に開閉したり、衝突・衝撃を与えないで下さい。
強化ガラスの脱衣室面には、ガラスの飛散を防止させるためのフィルムが貼ってあります。
フィルム表面に固いものが接触するとフィルムに傷が入りますのでご注意下さい。また安全上、はがしたりしないで下さい。
扉は重たいので、開閉操作は注意して下さい。
開閉時に指を挟まない様に注意して下さい。特に開き戸の吊元部は注意が必要です。
引き戸の下枠レールには構造上隙間があるため、水がかかると脱衣室へ漏れます。
- 【水栓金具・給湯器について】
水栓に使用できる水質は水道水のみです。
温泉地や温泉成分を含む入浴剤を使用される場合、温泉成分によってめっきが腐食することがあります。
温泉水の通水は機能障害・腐食の危険性がありますのでお避け下さい。
水栓金具の種類によって必要な給水・給湯圧力が異なりますので、必ず確認の上、給湯器を選定して下さい。
●DORNBRACHT
使用可能水圧は0.1MPa(動水圧)~0.5MPa(静水圧)です。(器具や組み合わせにより異なります。)
給水圧力が0.5MPaを超える場合は、減圧弁などで適正圧力に減圧して下さい。
●hansgrohe
シャワーの必要作動圧0.15MPa以上0.4MPa以内を確保できる給湯器をご選定下さい。
●GROHE
給水圧(給湯圧)は、0.05MPa~0.59MPaとし、0.59MPaを超える場合は、減圧して下さい。
- 【浴槽について】
浴槽(エプロン部分)に取り付ける「後付手すり」は取り付けないで下さい。浴槽やエプロンが破損したり、変形する恐れがあります。
●KALDEWEI
耐衝撃性に非常に優れた製品ですが、局所的に強い衝撃が加わった場合、ホーロー層のカケや割れが発生する場合があります。取扱いには十分注意し、重い金属製シャワーヘッドと組み合わせてのご使用はお避け下さい。
一般的にホーローにキズがつきますと完全には補修することができません。万一カケや割れが発生した場合、下地の金属層への錆の侵入を防ぐため、できるだけ早く補修作業を行って下さい。
入浴剤・風呂水清浄剤などの使用について、入浴剤・バスソルト・バスジェル・風呂水清浄剤などには非常に多くの種類があるため、検査データ等はございません。使用の可否については各入浴剤の製造メーカーにお問合せ下さい。
※入浴剤等の使用による浴槽の劣化については保証対象となりませんのでご注意下さい。
別途浴槽専用の取り扱い説明書をご確認下さい。
●WELLAND
温泉水や中性以外の入浴剤、硫黄分を含む入浴剤を使用しないで下さい。浴槽表面の変色や配管を傷める等、腐食の原因となります。
別途浴槽専用の取り扱い説明書をご確認下さい。
●木風呂
天然木であるため、長年使用しているうちに変色したり、使用状況によっては収縮によりひび割れを起こすことがあります。
入浴した後は必ずお湯を抜いて下さい。その後シャワー等で軽く水洗いして、水気を取り除いて下さい。
お湯の張りっぱなしは、浴槽内側の「ぬめり」の原因となります。
入浴時間以外は換気、乾燥を心がけて下さい。
お湯を抜いた状態で浴室暖房を3時間以上運転したり、直射日光に当てたりしないで下さい。浴槽が割れる恐れがあります。
5日間以上にわたって使用しない場合は、浴槽内に水を入れたバケツを入れフロフタをしておく等の処置をして下さい。
乾燥による木の割れを防ぎ、水漏れを防ぎます。 特に冬季の暖房による乾燥にご注意下さい。
浴槽を洗う際に、タワシやデッキブラシは使用しないで下さい。木肌が荒れます。
別途浴槽専用の取り扱い説明書をご確認下さい。
- 【ジェットバス・ブローバス仕様について】
- 天井裏にポンプを設置する場合や浴槽本体にポンプが設置されている場合、音や振動が伝わる場合があります。
- 【換気扇について】
- 入浴時に使用した場合、グリルから水滴が落ちる場合があります。
運転時はドアガラリから空気の吸入があり、音がする場合があります。
(材工別途の場合)手配者様にて必要換気量の算定を行い、給気開口を設けるかご検討下さい。
- 【カウンター・デッキについて】
- 表面に水が残る場合があります。
乗ったり体重をかけたりすると破損の恐れがあります。
- 【鏡について】
- 鏡は蒸気によりくもります。
- 【LED 照明について】
- LED照明はLED素子にバラツキがあるため、光色、明るさが異なる場合があります。
- 【窓枠について】
- 表面に水が残る場合があります。
重量物を置かないで下さい。変形や破損の原因となります。
- 【天井点検口について】
- フタは外さないで下さい。脱落によるケガや漏水の危険があります。
- 【岩盤浴について】
- 石材が暖まるまで時間がかかります。(外気温や建物の構造、レイアウトにより異なります)
ミスト機能付換気扇を必ず同時に使用して下さい。
岩盤浴コントローラーは脱衣室設置仕様により、浴室内での操作はできません。
上面は平らで水が残ります。滑りやすいので注意して下さい。